朝鮮中央通信社の9日の発表によりますと、朝鮮は今月の最終週に朝鮮核問題の平和的解決を目指す六カ国協議に復帰するとのことです。
それによりますと、朝鮮のキム・ゲグァン外務次官の率いる朝鮮代表団とアメリカのヒル国務次官補の率いるアメリカ代表団が9日、中国の北京で会談を行った結果、双方は今月の最終週に新しいラウンドの朝鮮核問題をめぐる六カ国協議の再開に合意しました。
アメリカ側は、朝鮮を主権国家と承認することを政府の立場とすることや、朝鮮に侵入しないことを表明した上、六カ国協議の枠組み内で1対1の二国間直接対話の開催に同意しました。朝鮮側は、アメリカのこの態度表明は、アメリカがこれまで朝鮮を「暴政の拠点」と称したことを撤回することを示していると表明しました。
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