アメリカの一部経済学者はこのほど、「中国企業のアメリカ企業買収は政治上の障害にぶつかったが、これは経済的にはアメリカにプラスとなる」との見解を表明しました。
ブルームバーグの4日の報道によりますと、ワシントン国際経済研究所の経済学者キャサリン・マン氏はこのほど、「外国企業がアメリカ企業を買収することは、アメリカ市場に資金をもたらすだけではなく、市場拡大のチャンスを提供することになる。中国企業のアメリカ企業買収は、中国がより主動的にアメリカとの経済関係を改善する上で有利となる」と述べました。
本部をニューヨークに置くモルガン・スタンレー社の首席経済学者スティーブン・ローチ氏は、このほど「中国企業が対米貿易黒字で獲得した外貨でアメリカ企業を買収することは、アメリカ経済にとってより安定した投資となる」と見ています。
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