アメリカのシューマーとグラム両上院議員は30日、自らの提出した人民元切り上げを促す関連法案について、7月末までの表決を要求しないと決定しました。これによって、この法案の上院での表決は延期になりました。
アメリカの商業組織は上院の表決延期の決定を歓迎し、その中の米国全国小売商連合会のマリン会長は、「両議員の決定は、アメリカの消費者にとって、米国政府の中国製品に対する徴罰的な関税がもたらす悪い影響がなくなることだ」と述べました。