アメリカのハンガリー駐在大使館は7月1日、ブダペストでコミュニケを発表し、アメリカがハンガリーに400万ドルの反テロ支援金を提供することを明らかにしました。

　コミュニケはハンガリーが反テロ闘争で果たした役割を高く評価し、「ハンガリーがイラク、アフガニスタン及びその他地区での反テロ闘争で果たした努力に感謝するため、アメリカ国会の授権により、ライス国務長官は『同盟国援助基金』から400万ドルを取り出し、反テロ援助金としてハンガリーに提供する」としています。

　アメリカ側の要請に基づき、ハンガリーは2003年8月、イラクに300人の兵士からなる武装輸送連隊を派遣しました。これら兵士は昨年末に任期を終え、全員国内に撤去しました。現在、アフガニスタンにはまだ50人のハンガリー兵士が駐屯し、平和維持の任務に当たっています。