PLO・パレスチナ解放機構の主流派ファタハの中央委員会会議が2日ヨルダンの首都アンマンで閉幕しました。
この会議に参加したファハタ各派はパレスチナ内部の団結強化などの議題で立場を協調することを強調し、また、パレスチナの民族闘争問題におけるファタハの立場をはっきりさせています。
この会議は、イスラエルのガザ地区撤去後のパレスチナ情勢の安定を保つため、パレスチナ各勢力の参加した団結政府を設置するべきだと強調し、また、パレスチナ・イスラエル問題の公正な解決のため、パレスチナは平和共存を踏まえ、アラブ諸国との団結を強めるべきだと強調しました。
この会議は、また、「ファタハは関連の国際決議に基づき、中東和平を未来戦略として採択する。中東和平プロセスの実現はイスラエルのすべての占領に終止符を打ち、独立したパレスチナ国の樹立を意味しているため、ファタハ中央委員会はパレスチナの民族闘争プロセスに断固として参加し、民族的義務を全面的に担っていく」と改めて強調しました。
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