欧州議会のジョセップ・ボレル・フォンテジェス議長は7月1日、スペイン北部の都市・ラレドで行われたシンポジウムで、「EU・欧州連合は必ずや、フランスやオランダの国民投票による『欧州憲法条約』の否決という苦境から脱出することができる。ただし、これには少し時間がかかるだけだ」と指摘しました。
ラレドはその演説で、「EU諸国は世界で重要な役割を果たすヨーロッパーを作るという理想をあきらめていない、この大きな方向は終始変わることはない。EUの問題は拡大スピードが速すぎたことではなく、『必ずや強大なEUを築き上げる』という方向を堅持しなければならないことにある」と指摘しています。
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