キプロスマスコミの報道によりますと、キプロス訪問中のアラブ連盟のムーサ事務局長は28日のシンポジウムで発言し、「国際情勢には一連の激しい変化があったため、アラブ世界は重大な改革に直面している」と表明しました。
ムーサ事務局長は、「冷戦の終結と経済のグローバル化の推進によって、アラブ諸国がその前途を考えざるをえなくなった。アラブ世界にとって、今後の数年間にまず解決しなければならないことは、民主化プロセスや現代化、パレスチナ問題である」と述べ、さらに「中東地区は大量破壊兵器のない地区になるべきであるが、イスラエルを含むすべての国がいずれもこの原則を守らなければならない。アメリカと国連はよく、パレスチナやイラクの問題でアラブ世界の意見に耳を傾けるべきである」と強調しています。
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