イランのアハマディネジャド次期大統領は26日、テヘランで「イランには核兵器の開発計画はないが、如何なる条件の下における核の平和利用という権利を放棄することはない」と強調しました。
これはアハマディネジャド氏が大統領当選後行なわれた初の記者会見で述べたもので、アハマディネジャド次期大統領はその際「イランはEU・欧州連合との交渉を続け、この交渉を通じて、相互信頼の強化に努めていく。しかし、この交渉の結果がどうであろうと、イランは核問題における政策を変えることがない」と述べました。
イランとアメリカとの関係について、アハマディネジャド氏は「アメリカがイランに対し敵視政策を取るなら、イランはアメリカとの関係を改善しないし、その必要もない」と表明しました。
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