オランダが1日国民投票で『EU憲法条約』を否決した後、一部の欧州諸国の指導者は2日それぞれ反応を示しました。
ドイツのシュレーダー首相は、「ドイツは、オランダ国民の決定を尊重しているが、この決定に遺憾の意を表した。『EU憲法条約』批准のプロセスで表れた危機は、全欧州の危機になるべきではなく、この条約の批准プロセスを継続しなければならない」と述べました。
ポーランドのクワシニエフスキ大統領とベルか首相は「ポーランドは『EU憲法条約』に対する国民投票を堅持する。現在、国民に対するアンケート調査によると、約60%の国民はこの条約を支持している」と述べました。
チェコのパローべク首相は、「チェコは、『EU憲法条約』の批准プロセスを継続する。チェコは、2006年にこの条約に対する国民投票を行う」と述べました。
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