オランダは、1日の国民投票で「EU憲法条約」を否決しました。このため、オランダは、フランスについで「EU憲法条約」を否決した二番目のEU加盟国となっています。
投票による初歩的統計結果が発表された後、オランダのバルクネンデ首相は、オランダ放送で談話を発表し、「非常に失望しているが、これは、オランダ有権者が出した明確な情報だ。政府は、この選択を完全に尊重している。EU・欧州連合のその他の加盟国は批准のプロセスを続けて行くべきだ」と述べました。
オランダ議会の各主要な党派の指導者も、「議会は民衆の意思を遵守して、この条約を批准することはありえない」との考えを示しました。
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