フランスのバルニエ外相は30日パリで、「フランスは短期間内に、『EU憲法条約』問題を巡る新たな交渉を再開することはありえない」と表明しました。
これは、バルニエ外相がフランスのテレビニュースチャンネルで述べたものです。
バルニエ外相は、「『EU 憲法条約』はEU・欧州連合25の加盟国が共同で交渉を行った結果であり、オランダ、ポルトガルなど加盟国は、計画に基づき、条約批准のプロセスを引き続き推進していく。フランスは自分の見解を他国に押し付けることはありえない。フランスは、今年末に、他の国家の批准情況に基づき、フランス国民がこの条約を否決した問題をいかに解決するかを決める」と述べました。
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