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日本人から見たピンイン

2011-08-18 11:31:32     cri    





















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 外国人が中国語を習う場合、まずピンインの学習から始めます。ピンインは中国語の読み方で、漢字に直せば「拼音」と書きます。「拼」は動詞で、「二つ以上のものをあわせる」という意味です。ですから、「拼音」は「いくつかの『音』をあわせて出来た発音」という意味になります。

 日本人にとって、ピンインを覚えることはそれほど難しくないと思います。しかし、ローマ字と同じだと思って油断すると、案外こんがらがったり、間違えたりすることもあります。初心者の方は、ピンインをローマ字と同じと思ってはいけません。

 中国語の学習をはじめる第一歩とするピンイン。正しく身につけることは、正しい発音につながり、中国語の学習が長続きすることができるのです。

 そしてインターネットの時代、携帯やパソコンは大きな役割を果たしている時代。中国語の入力には、ピンインは欠かせません。

 日本人にとって、ピンインを学習する段階で、どこが難しいのでしょうか。北京に来てから本格的に中国語を習い始めた吉田美保さんにお聞きしました。

 日本語にない発音

 まず、「ci」で例を挙げましょう。

 辞書の意味の「词典」の「词」は「ci」です。ここで気をつけなくてはならないのは、「c」の発音はローマ字の「シ」ではなく、「ツ」に近いです。それから、「i」の発音は、ピンインで「i」と覚えていますが、実は、発音しない場合もあります。「ci」の場合は発音しません。同じケースは、「zi ci si zhi chi shi ri」があります。

 「i」がここで発音されないのは、子音と母音は単独で発音しますが、表示は単独ではできないためです。ここでの「i」は形だけのものです。

 ちなみに、「si」の場合も同じです。発音は「シ」でなく、「ス」です。また、「zi」は「ジ」ではなく、「ヅ」です。漢字はそれぞれ「思」と「自」です。うっかりしてローマじとこんがらがってしまいます。

 学習するときの対策としては、ローマ字でないということを意識して、先生についで一つ一つ正しく、しっかり覚えましょう。

四声の大切さ

 ピンインの子音と母音を覚えても、正しい発音ができるとは言えません。それは、日本語が抑揚がなく、平らな感じがしますが、中国語は起伏が大きいからです。この起伏は四声によるものです。もし四声を正確に出せず間違えると、どんでもないことになります。

 たとえば、「si」は第4声で発音すれば、「四」ですが、これを第3声で発音すると、「死」になり、全く意味が変わってしまいます。

 ここからも、ピンインを身につけるには、子音と母音を覚えるのと同時に、四声も正しく覚えなければならないことが分かります。

 対策としては、四声を単に頭で覚えるより、体を使って覚えたほうが身につきやすいです。最初は手で音程の形を確認します。第1声は平らに引きます。第2声は下から上に上げます。第3声は「V」の字に、第4声のときは上から下に手を下ろします。

巻舌音は下を巻くことではない

 「巻舌音」は日本人にとって最も難しい発音とされています。それは、舌を丸く丸めるからです。しかし実は、発音するとき舌を丸めるのではく、上あごにつけて、その間に空気を通す感じです。これなら、日本人にとっても簡単にできます。練習を繰り返せば、綺麗に発音できるのです。試してみましょう。

 実際に学んだ吉田さんの中国語の発音がとても綺麗で、感心しました。北京で暮らしていて、ネイティブな中国を毎日耳にしているのは、大きなメリットだと思いますが、日本人が間違いやすいところ、自分にあったトレーニングの方法を身につけたことも、有効だったのではないかと思います。

 中国語で会話ができるようになることは、最高の目標ですが、その学習を始める前に、まずピンインをしっかりと身につけましょう。

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