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中華人民共和国建国60周年祝賀式典4

2009-10-01 10:34:44     cri    
 中華人民共和国建国60周年という厳かな日に、中国人民解放軍は、士気高く、威風堂々と編隊を組んで国と人民の観閲を受けています。中国共産党の総書記で、国家主席でもある胡錦涛中央軍事委員会主席が車に乗り、士官と兵士たちからの目礼を受けながら、長安街を東から西にむかい、天安門にゆっくりと戻ってきました。

 閲兵は閲兵式と軍事パレートに分けられます。軍隊の将兵が規定の編隊を組んで整列し、最高指導者の観閲を受けるのが閲兵であり、前もって編成された編隊で天安門の前を行進していくのを軍事パレードといいます。今行われているのは閲兵です。胡錦涛主席は閲兵を終え、天安門楼閣に戻ります。盛大な軍事パレーぢはその後すぐに始まります。観閲を受ける人民解放軍部隊は編隊を組み、堂々として観閲スタンドの前を行進していくのです。

 閲兵式は国威と軍隊の威風を示し、民族的精神を奮い立たせ、愛国的情熱を高める重要な式典であり、世界各国で慣行されています。1949年の中華人民共和国成立以来、これまで閲兵式は13回行われました。この14回目の閲兵式は新中国建国60年、特に改革開放30年来の国防建設と軍隊建設の成果を集中的に示すもので、中国軍隊の創設82年、特に新しい世紀と新しい段階における中国の武装勢力への観閲でもあるのです。今回の閲兵は中国と中国軍隊の建設史上に新しい一ページを書き残すに違いありません。

 60年前の1949年10月1日、毛沢東主席は天安門の楼閣で、中華人民共和国中央人民政府の成立を宣言し、「中国人民はこのときから立ち上がった」と表明しました。そして、その後行われた盛大な式典で、新中国を成立させ、中華民族と中国史上新しい紀元を切り開いた人民軍隊は、毛沢東主席をはじめとする共産党と国家の指導者の観閲を受けたのです。

 その後の1984年10月1日、新中国建国35周年の時に、中国の改革開放の総設計士であった中央軍事委員会の鄧小平主席が中国軍隊の陸・海・空などの将兵を観閲しました。これは12回目の閲兵式で、中国の経済と社会が迅速な発展時期に入った時行われたものです。この閲兵式を通じて、中国は、改革開放の豊かな成果と軍隊の新しい姿を世界に示したのです。

 1999年の10月1日、新中国成立50周年の閲兵式では、江沢民主席が天安門広場で陸・海・空三軍の部隊を観閲しました。中国軍隊は世界の新しい軍事変革に適応するため、現代化建設を強化し、歴史的な重要な成果を収めたのですが、このときの閲兵でそれが全面的に示されたのです。

 新しい世紀に入り、中国共産党と中央政府は、国の安全と発展のため、戦略的な見地に立ち、科学的発展理念を国防建設と軍隊建設での指針とし、中国の特色ある軍事改革を加速し、軍隊の革命化、現代化と正規化を強化し、いくらかゆとりのある社会を築き上げる過程で富国と軍隊の強大化を統一するという政策をことから、国防建設と軍隊建設は新しい発展時期に入ったのです。

 中国の軍隊は世界の軍事改革情勢に進んで適応し、その情報化整備をはかり、情報化時代の戦争で勝利するいう戦略的目標に基づき、改革を絶えず強化し、情報化した兵器装備の開発を加速し、ハイレベルの軍事的人材を大いに育成しています。また局部的な戦争で勝利する能力の向上を中心に、様々な脅威に対応し、多様化した軍事的任務の完成能力をも向上させ、国の領土と主権、および海洋における権益を守り、祖国の統一と社会の安定を維持し、世界平和のために積極的に寄与していくのです。

 中国は新しい時期における積極的防御という戦略方針を制定しました。危機や戦争の防止を重点にしています。、中国は核兵器の先制不使用という政策を実施し、防御的な核戦略を堅持し、いかなる国とも核軍備競争を行いません。中国の軍隊は世界平和を維持する重要な勢力となっているのです。

 国の安全と主権が脅威に晒され、中華民族の利益が損害を受け、人民大衆の生命と財産が危機に遭えば、中国軍隊は国家の需要を神聖な責務と見なし、人民の利益を終始念頭に置き、生死を忘れ、率先して立ち向かうのです。地域的かつ世界的な安全協力や国連の平和維持活動、国際的テロ取締り、国際的人道救援などにも、中国軍隊は積極的に参加しています。中国軍隊は様々な形の軍事交流を展開し、相互信頼メカニズムの構築を推進しており、国民から親しまれ、国際社会から尊重されているのです。

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