この突撃隊は2007年にできたもので、突発事件の対応、暴力犯罪の取締り、反テロ、治安維持などので重要任務を担っています。
まもなく来るのは砲兵部隊の五つの編隊です。
先頭の砲兵編隊は05式キャタピラ自走榴弾砲部隊からなっています。
中国の砲兵部隊は、戦争時代に生まれ、現代化建設の中で大きくなり、今では砲種がそろい、構造が合理的で情報化レベルが高いシステムを構築し、陸軍の重要な作戦部隊になっているのです。
次は07式自走榴弾砲部隊の編隊です。この部隊の前身は、戦争時代に大きな戦功をあげています。
中国の砲兵部隊の情報化整備は速まり、そのオートメ化、長距離化、精密化は著しく進み、快速反応能力、機動能力、的中能力などは飛躍的に高まり、火力範囲も拡大されていています。砲兵というかつて「マルス(軍神)」と呼ばれたこの伝統的軍種は、いまデジタル化の翼をつけたのです。
いま、装輪自走迫撃砲編隊がやって来ました。この部隊は戦争時代に「鉄軍」とも呼ばれ、英雄部隊として広く知られています。
装輪走行迫撃砲の装備は砲兵部隊の火力の変化を表しています。その打撃手段は多様化し、機動性も高く、戦時環境の適応性も著しく向上しています。
100㎜装輪自走対戦車砲の編隊がきました。この対戦車砲装備は、中国の砲兵装備システムがさらに健全化され、支援能力も向上していることの表れといえましょう。
新しい時期に、中国の砲兵部隊の攻撃における精密度は高まり、総合的攻撃能力も戦時環境への適応能力も明らかに向上し、砲兵という伝統的軍種は新しい活力に満ち溢れています。
16台の戦車からなる長距離ロケット砲編隊が来ました。これが新型の300㎜長距離ロケット砲です。
中国砲兵部隊は情報化時代というテーマをめぐって、指揮情報システムと情報化した兵器装備を重点に、情報資源の開発利用に取組み、情報化の道を力強く歩んできました。
18台の対戦車ミサイル発射車からなる重型対戦車ミサイル部隊の編隊が来ました。
「HJ(紅箭)-9」型対戦車ミサイルは高い性能を持っています。いま、中国軍隊には携帯式、車載走行式とヘリコプター搭載式の反対戦車ミサイルシステムがあり、対装甲車作戦能力も明らかに高まりました。
高射砲部隊の編隊がきました。これは防空ミサイルと高射砲からなる対空兵器システムです。このシステムは発射と射撃の速度が速く、命中率が高く、妨害への対応能力が強いなどのメリットを持ち、低空目標を効果的に攻撃できます。
優れた警戒探測システム、火力システム、指揮制御システムを有したことにより、中国軍隊の対空システムのもつ作戦能力は著しく向上しました。
「HQ-(紅旗)7B」地対空ミサイル部隊の編隊が来ました
現在、中国陸軍は性能が高い地対空ミサイル、新型レーダーと情報指揮システムを有し、偵察警戒、指揮制御、情報対抗、火力迎撃を一本化させた地対空システムを確立し、その対空作戦能力は著しく向上しています。
海軍の対空ミサイル、対艦ミサイルと地対艦ミサイル部隊の3つの編隊です。
ここ数年、中国海軍は作戦能力の向上に取組み、多くの新型の潜水艦や駆逐艦、飛行機などの主要装備を整えました。
新しい世紀に、中国海軍は情報化時代の局部戦争勝利という要求に基づき、海上での総合作戦能力、戦略的な威嚇力と反撃能力を高め、海洋での権益や戦略的航路の安全維持能力をも絶えず向上させています。中国海軍は兵種が揃い、核兵器と常軌兵器をもつ近代化した軍種となり、歴史的な新たな発展を遂げました。
この60年、中国海軍は海上救援活動、漁船護衛と科学研究などを保障するという多くの任務を完成しています。
中国海軍の艦艇編隊は世界の数十ヵ国を訪問しており、アテン湾ソマリア沖で護衛任務を実施しています。
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