紅―9地対空ミサイル部隊の編隊が来ました。これは空軍の地対空ミサイル部隊からなるもので、世界の防空作戦では、地対空ミサイルを使い高空偵察機を撃墜した英雄的部隊でもあります。
これまで50年の発展を経て、中国の地対空ミサイル部隊は新型ミサイルを中堅とした作戦システムを構築し、長距離、中距離と近距離を一体化した、高空、中空、低空に対応できる作戦能力を持っており、国の領空の安全を守る上で堅固な障壁を築いたのです。
紅―12地対空ミサイル部隊の編隊が遣ってきました。地対空ミサイル部隊は防空作戦における主要兵種で、中堅でもあります。
機動レーダー部隊の編隊がきました。この部隊は、今回始めて国慶節の閲兵式に参加したのです。
ここ数年、中国空軍は偵察警戒の配置を情報化整備での重点とし、新型レーダーと多機能の警戒装備を開発し、レーダーネットワークと警戒情報の融合を促しています。その警戒手段は空と地上での偵察を行うことですが、今では関連情報を共有できる警戒監視システムが出来ています。
今行進してきたのは、通信兵部隊の編隊です。1931年に結成された労農赤軍初の無線通信部隊がその前身です。
新しい時代に、中国の通信兵部隊は、通信用インフラの整備と新しい指揮情報システムの確立に力をいれ、光ケーブル、衛星と短波通信を支えとした輸送、処理、サービス、防衛を一本化した情報保障システムを構築し、これは中国軍隊の情報化整備をリードしているのです。
今やってきたのが初公開の無人偵察機部隊の編隊です。
ここ数年、中国軍隊の無人機部隊は急速に発展しており、機種が増え、航程を伸ばし、用途を多した勢力システムを構成し、これは、さまざまな軍事的任務の遂行で新たな作戦手段となりました。
これは初めて閲兵式に登場した後方勤務装備部隊の編隊です。野戦手術、主食加工、浄水と給油を行う車両などからなっています。
多様化した軍事任務の需要に応え、中国軍隊は保障体制の一体化推進、保障方式の社会化、保障手段の情報化、後方勤務管理の科学化など現代的な後方勤務システムの構築を目指しているのです。
注目されるミサイル部隊の編隊がまもなく登場します。これら編隊は五つあり、先頭は「中国最初の常備ミサイル旅団」と称されるDF-(東風)15短距離弾道ミサイル旅団からなっています
ミサイル部隊は、中国の戦略的威嚇を示す上での核心的勢力です。主には、他国からの核脅威の解消、核反撃、ミサイルの精密誘導などの任務を担っています。この数十年、中国のミサイル部隊は、"二重の威嚇と二重の攻撃"という能力を備えた作戦部隊に成長してきました。
今度は、DF-(東風)11短距離弾道ミサイル部隊の編隊です。これはいかなる気候でも発射できる全方位的な、かつ的中率の高いミサイルです。
中国の常備ミサイル部隊は1990年代にできました。この部隊は中長距離射程のミサイルをもつ精鋭な旅団として、いくつもの重要な任務を完遂し、複雑で困難な環境を乗り越え、情報化時代の戦争に備える能力を徐々に高めてきました。
巡航ミサイル部隊の編隊がやってきました。この部隊の誕生により、攻撃様式や作戦能力の面で中国の戦略ミサイル部隊は新たな飛躍を遂げたのです。
地上から発射する巡航ミサイルは、射程が長く、精密度が高く、低空飛行と連続発射ができ、中長距離の精密誘導で鋭い攻撃能力があります。これは中国軍隊の情報化整備でおける最新成果といえます。
やってきたのは、新型の準中距離弾道ミサイル部隊の編隊です。
中国の常備ミサイル部隊は、地上から発射する中長距離の精密な攻撃を主な任務としています。ここ数年、常備ミサイル部隊は整備のテンポを速めており、多種類の新型ミサイルをもつようになり、多様化した戦闘システムが形成され、情報化時代での主力部隊となっています。
核弾頭ミサイル部隊の編隊が来ました。戦略的核兵器は中国の防衛力を表しています。中国の戦略兵器装備の発展により、戦争の危機をなくし、世界平和を維持する能力は絶えず高まっています。
中国は、「核兵器の先制不行使」の政策を堅持し、自衛の核戦略、それに核軍備競争に参加しないという政策を貫いています。中国の有する核ミサイルは、普段はどの国にも狙いをつけず、国の安全が脅威にさらされた際に、警戒レベルを高め、核攻撃に備え、敵の中国への核攻撃を阻止していきます。また、核攻撃を受けたときは、断固として核反撃に出ます。責任感のある大国として中国は、世界の平和と発展にしかるべき貢献をしていきます。
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