このパレードには、7つのテーマがあります。それは、「奮闘して創業」、「改革開放」、「世紀を乗り越えて」、「科学的発展の理念」、「すばらしい成果」、「美しい中華」と「麗しい未来」です。社会各界の代表10万人が参加する60台のパレードカーからなる36の編隊、それに六つの行進パフォーマンスが相次いで天安門前を通るのです。また広場の8万の青少年が41の図案を作り出します。
このパレードの先頭にたつのは、国旗と国章などを掲げた儀仗隊編隊です。「紅旗よ」という歌が流れ、1949人の若者が巨大な国旗を掲げ、2009人の青年たちが国章を乗せたパレードカーを囲んで行進してきます。
鮮やかな五星紅旗は、中華民族の輝かしい標識です。神聖な国章は、祖国の繁栄、民族の団結、人民の幸せの象徴です。1949年から2009年までは中国人民が天と地を覆すほどの業績を成し遂げた60年であり、中華民族がいろいろな困難を乗り越え、絶えず発展を成してきた60年です。
まもなく「奮闘して創業」というテーマのパレードが始まります。
最初にやってきたのは2400人あまりからなる、「命をかけて奮闘」というテーマの編隊です。これは、中国人民が中国共産党の指導の下に、新中国を成立するため戦ってきた革命の歴史を振り返ったものです。編隊は、1949年生まれ新中国とともに成長してきた100人からなっています。彼らはつつじの花輪を手に人民英雄記念碑の模型が載ったパレードカーを取り囲み行進してきました。同時にバックとなる広場には「人民英雄に敬意を表す」という意味の文字が出てきました。
この編隊のパレードカーは、ほかのパレードカーより大きく、長さが31メートル、広さは15メートルあります。外側に「八一」勲章、独立自由勲章、解放勲章がかけてあります。これらは中国の土地革命戦争の時期、抗日戦争の時期、解放戦争の時期に功績をあげた人々に授与されたものです。これら勲章は中国革命の勇壮な過程を濃縮したものです。パレードカーに乗っているの18人は、新中国成立に寄与した人たちの代表です。
(注:八一勲章は1927年から1937年に革命戦争に参加し功績をあげた人たち授けられました。1927年8月1日、中国共産党が南昌蜂起を起こしましたが、共産党は独自で武装闘争を指導し、革命軍隊を創設しました。1937年、労農紅軍は2万5000中国㌔の長征を行い、戦略的根拠地である江西の瑞金から陝西の延安にむかい、中国革命を新しい段階に引き入れました
独立自由勲章は1937年から1945年の革命戦争に参加して功績を挙げた人々に授けられました。1937の年7月7日、中国にいた日本軍が「廬溝橋事変」を起こし、これを機に中国の抗日戦争が全面的に始まりました。中国共産党は人民を指導し8年に渡る苦しい戦争を行いました。1945年の8月15日、日本は無条件降伏を宣言し、中国人民の抗日戦争の全面的な勝利を収めたのです。解放勲章は1945年から1949年までの解放戦争に参加した人々に授けられたもので、抗日戦争終了後、共産党は人民大衆を指導し5年の武装闘争を経て中国を解放させました。)
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