江沢民氏の任期期間に、すべての中国人を興奮させたのは1997年の香港の祖国復帰です。香そして1999年にはポルトガルの植民地であったマカオが中国に返還されました。中国が香港とマカオで実施した「一国二制度」の政策はこれまでの実践が証明したように成功しており、中国の国情に見合ったもので、中華民族の全面的統一に強固な基盤を築きました。

　香港とマカオの祖国復帰後、中国の人々はより大きな熱情と真新しい気持ちを持って新しい世紀、新しい時代に入ったのです。2001人にはWTO・世界貿易機関に加入しました。中国経済は数年連続して二桁成長を保ち、中国の特色を持つ社会主義事業は絶えず進み、中国人民はゆとりある社会を全面的に築きあげる偉大なプロセスで新たな飛躍を実現したのです。

　次にやってきたのはプラカード編隊です。人々は「ゆとりある社会を全面的に築きあげよう」と「三つの代表論を堅持しよう」と書かれたプラカードを掲げています。

　中国共産党は2000年の第十五期中央委第五回会議で、新しい世紀から、中国はゆとりある社会を全面的に築きあげ、社会主義の現代化建設を加速するあたらな発展段階に入ることを提起しました。そして2002年にはその後20年の建設任務を明らかにさせたのです。

　それには、経済のいっそうの発展、民主のよりよい整備、科学のよりよい進歩、文化のいっそうの繁栄、社会のよりよい調和、それに国民生活のよりよい充実が含まれています。

　江沢民氏は"三つの代表"論を提出しました。それは中国共産党は終始中国の先進的生産力の発展ニーズを代表すると共に、中国の先進的な文化の方向を代表し、また中国の多くの人民の根本的な利益を代表するというものです。この「三つの代表」論の指針の下に、中国共産党は全国の各民族を率いてゆとりある社会を全面的に築きあげる偉大なプロセスで新たな飛躍を実現したのです。

　これは行マスゲーム「世紀を超えて」です。600人の男性がウインドブレーカーをまとい、変色するズボンと銀色の舞踏靴をはき、中国人民が新しい世紀に入る雄雄しい気概を演じています。今お聞きの曲は「長江の歌」です。