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中華人民共和国建国60周年祝賀式典19

2009-10-01 12:12:30     cri    
 医療衛生事業と家族計画に従事する人々からなる編隊からは、「健康。生命、希望」というテーマがはっきり見て取れます。

 新中国成立前、中国の平均寿命は僅か35歳でしたが、この60年来、中国の公共衛生システムと医療サービスシステムは絶えず健全化し、人々の健康レベルは向上し続けています。いま、中国の平均寿命は昔の2倍以上の73歳となり、妊婦と嬰児の死亡率も大幅に下がり、中国人は昔より長生きし、より健康になったといえます。

 このほか、中国が実施した家族計画は大きな成果を収め、この30年を計算すると、4億人少なく生んだことになり、これは中国人口が13億になる日、それに世界人口が60億に達する日の到来を4年遅らせたことになります。この中国の人口政策にこれまで多くの異議がありましたが、今では多くの海外の有識者が、中国のこの高い見地に立った政策を高く評価しているのです。

 「家内が睦まじければ、何事もうまくいく」といいますが、この編隊のパレードカーには、美しいコミュニティーの模型が乗せてあり、新婚カップルの代表、仲良し家族の代表、身障者の代表などが祝日の衣装をまとい、笑顔を見せ、これらから睦まじい故郷を思い出させます。

 中国共産党が2004年に打出した「調和の取れた社会を」という社会発展戦略目標とは、睦まじく、融合しあい、人々が協力し合う社会を目指すことで、「民主政治、公平と正義、真摯な友愛、満ちる活力、人と自然との調和的共存」などがその内容なのです。

 「調和の取れた社会を」という理念はすでに一人一人の中国人から深く理解され、睦まじい家庭、調和の取れたコミュニティーの構築を基に、その役割を発揮しているのです。中国政府はコミュニティー活動に大きな配慮を寄せ、これをを大きく支持していることから、調和の取れたコミュニティーは人民大衆にとっては心の和むところとなっています。

 次にやってきたのは「心を一つに」というテーマの編隊です。これは首都各界の人々、かつて救済活動に参加した団体などの代表からなっています。中国では「一方に難あれば、八方がこれを支援」といいますが、このパレードカーは各民族の人々の一丸となって災害と戦う志を描いているのです。

 この60年来、中国は多くの災難を蒙ってきました。1977年の唐山大地震、去年の四川大地震、または1989年の大水害や去年の豪雨と豪雪による災害など、中国の人々はいかなる災害にあっても心を一つにして戦ったのです。災害は偉大な中華民族と粘り強い中国人民の歩みをとめることはできません。

 帰国した留学者と海外華僑の代表からなる「心は中国に」というテーマの編隊がやってきました。そのパレードカーにある長江、黄河は中華民族の血脈を象徴し、万里の長城は中国人の気骨を表しています。これは世界のどこにいても心は祖国にという心情を描いています。

 新中国成立60年来、留学のため海外に向かった中国人は多く、これら留学生は世界の100余りの国や地区におり、専攻する学科はほとんどの分野にわたっています。同時に、中国もいろいろな条件を整え優れた人材の帰国に備えていることから、ますます多くの留学生が帰国しているのです。

 海外華僑も常に祖国の教育事業に投資したり、救済のため義捐金を送ったり、滞在する国と祖国との友好事業に寄与したりして、中国のために貢献しています。

 次に行進してきたのは「一つの世界」というテーマの編隊で、外国人、外国人スタッフ、留学生と北京駐在機構の代表からなっています。

 パレードカーには地球を回る楕円形の軌道があり。今の世界の「平和、発展と協力」という時代のテーマを表しています。世界最大の発展途上国として中国は、独立自主の平和外交政策を終始実施し、平和発展の道をゆるぎなく歩んでいきます。特に改革開放30年来、中国は国際社会に進んで溶け込み、100余りの政府間国際機構に加盟し、300余りの国際条約に調印し、22項目のPKO活動に参与して、これまで延べ1万名の将兵らを派遣しており、今では国際システムにおける重要なメンバーとなっています。

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