「日本の横浜市発祥、牛丼チェーン店舖数日本一の『すき家』が北京に登場!」というニュースを見て、「やっと北京にきてくれた」と心から思いました。
中国での店舗名称は「食其家」で、いつから中国に出店し始めたのか結局わかりませんでしたが、現在までに北京市、上海市、天津市、江蘇省、広東省などで60店舗がオープンしています。
日本で暮らした4年のあいだに、時間のない時や疲れて何も作りたくない時などには、散々「すき家」にお世話になって、すっかりファンになりました。近年、北京市内では、中国でも長い歴史のある「吉野家」以外にも中国生まれの「和合谷」などの牛丼チェーン店が相次いでオープンしていますが、どうしても時々「すき家」のメニューを思い出してしまいます。
あの豊富なメニューとサイズ、そして食の安全へのこだわりが自慢の日本牛丼チェーン店「すき家」の北京店は、いったいどんなお店なのでしょうか?記者の私はカメラを肩からかけ、北京1号店に行ってきました。さっそく写真で見てみましょう~。
☆店内の様子☆
店舗のスタイルは日本のままだったので、店に入ったとたん、「ここは日本かっ?!」と勘違いしてしまいました(ウフフ~)。
☆「すき家」のメニュー ☆
日本の牛丼チェーン店の中でも、メニューの豊富さなら「すき家」でしょう。中国でもきっとそうに違いません。確かにほかの牛丼チェーンでも、丼ものやカレ―類などを含めて20種類以上のメニューを提供していますが、「すき家」では牛丼だけで11種類が揃っているほか、カレー6種類、丼もの7種類、ラーメン7種類、サイドメニュー15種類などがあります。また、量が細かく選べるメニューがあって、例として牛丼はミニ、並盛、中盛、大盛、特盛の5サイズとなっていますので、自分の食事量に応じて注文でき、無駄な食べ残しも減らせることでしょう。
注文したのは一番好きな高菜マヨ牛丼の並盛!お値段は21元
(日本円でおよそ354円)です。
メニューから見ると、日本で販売されているうなぎ類がないことを除いて、ほかのメニューはほとんど変わりません。この高菜マヨ牛丼は明太マヨの代わりに赤唐辛子とマヨネーズを使っていますが、日本で食べた味に近いと思います。見た目は「油っぽい!」と思うかもしれませんが、食べてみると唐辛子の辛味が効いていて、箸がとまらない美味しさです。
値段は、定番の牛丼と特製カレーの並盛が13元(およそ219円)で、新商品の麻婆茄子丼と海鮮中華丼の並盛は14元(およそ220円)、いずれも他店より安くてリーズナブルな値段です。また、店長おすすめの唐揚げカレー、人気メニューの炭火焼鶏肉丼の大盛でも25元(およそ420円)足らず、北京市内でどんどんオープンしてほしいと思います。(取材:馬ゲツ)
関連情報:
住所 北京市朝陽区太陽宮中路12号 太陽宮凱徳MALLショッピングモール地下2階
交通アクセス 地下鉄10号線太陽宮駅から徒歩約3分
営業時間 10:00~21:30
定休日 無休
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