ここは有名な九寨溝だ。本やネットで見た九寨溝の画像と少しも差がない、まるで夢の中の風景だ。ここには毎日平均2万人の観光客が訪れて、にぎやかな観光地だが、筆者がみるところ、静かなところだ。時間の流れがまるでここで止まり、外部に流れでることがないような、そして外からも入ることがないような錯覚に陥る。

　九寨溝は四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区で、ユネスコの世界遺産にも登録されている。

　筆者がこの有名な観光地を訪れる前に、ちゃんと資料を調べていた。9月から10月まで、九寨溝は1年間で最もすばらしい風景の観光シーズンを迎える。青々とした湖、緑の木、燃えるようなもみじが合わさって、どこもかしこも観光スポットになって、数多くの観光客を魅力する。

　7月下旬から11月初まで、観光のピーク期で、入場券も、ホテルの宿泊料金、観光ツアーなどは従いに高くなってくるだろう。筆者が8月7日に訪れたときに、入場券は220元（約2716円）、学生は170元（約2099円）だったが、11月16日から翌年3月31日はオフシーズンとなるため、入場券の割引があって、約80元ぐらいらしい。九寨溝観光地では、観光バス（有料、乗り降り無制限）があって、普通の公共バスのように、ほとんど全ての観光スポットに駅があり、スタッフの案内によって、秩序を守って自由にバスを選ぶことができる。

　それから、ここは少数民族が生活している。観光客はチベット族の伝統衣装を着て、記念写真を撮影することができる。筆者も自ら現地の民族衣装を着用して体験した。レンタル料金は約20元、時間は20分間以内だ。

　中国網日本語版より（チャイナネット）