山南地区のヤルンツァンポ河は流れが比較的緩やかなため、晴れた日は鏡のように空を映し出す。
最後の目的地はチベット自治区のラサです。ラサ市の平均海抜は3700m、人口は約56万人、チベット自治区の中でも大都市と言えます。また、古くからチベット仏教と文化の中心地で、1300年以上の歴史があります。山南地区から主にヤルンツァンポ河に沿って移動して行きます。山南地区に比べ降雨量が少ないため、周りの風景も徐々に変化し、緑が少ない山や石山が目立ち始めます。(取材・写真:劉 睿)
ラサに近づくにつれ、茶褐色の山肌が多くなっていく。目に付くほとんどの森林は人工造林によるもの。
ラサ地区の農業は、主に麦とチベットの特産物でもある裸麦。ラサの周辺ではよく麦畑を見かけることができる。
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