写真は漠河の北極村で撮影された。
漠河の北極村では23日10時ごろ、空の東南方向に位置する太陽の両側に2つの小さな太陽が出現する「幻日」現象が発生した。3つの太陽は小、大、小の順に並び、不思議な光の輪で辺りを照らし、光の輪の上方には虹が逆さまになったような弧が見られた。
現地の気象部門によると、空に「3つの太陽」が出現する現象は日暈の特殊な形で、「幻日」とも呼ばれる。雲の中の氷の結晶の反射によるもので、大気の正常な光学的反射・屈折現象の一つだ。冬は雲が高く、偶然の配置で独特の反射体が形成され、日の光がこの反射体を照らすと屈折が生じ、最終的に「3つの太陽」の奇観が生じる。光の輪の上部にも虹に似た弧形の光が現れる。
北極村の空のこの奇観は夕方5時ごろまで続き、徐々に消えたという。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年3月1日
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