温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は21、22の両日、第8回中国・ASEAN博覧会出席のため滞在中の広西チワン族自治区南寧市で就職斡旋機関、農業交易市場、集合住宅を訪れ、雇用、物価、社会保障の状況について把握するとともに、座談会を開き地元の声に耳を傾けた。
温総理は「民生保障・改善をマクロコントロールにおける特に重要な課題として際立った位置に据えなければならない。これは経済・社会発展のみならず、大衆の利益と社会の調和・安定にも関係する」と指摘した。
また、住宅価格安定や「保障性住宅」(政府補助付きの低中所得世帯向け住宅)の建設について(1)資金の確保(2)計画・設計水準の向上(3)速やかに法を整備し、投資・建設・分配・管理・退出制度を規範化し、保障性住宅を中低所得世帯の基本的な居住環境を真に改善する民生事業にする----との3つの必要性を指摘した。
雇用問題については「経済成長が減速し、外需が減少している現在は、なおさらに雇用を経済・社会発展の優先的目標として堅持し、あらゆる手を尽くして雇用を拡大すべきだ。適度な経済成長を確保して就業機会を増やし、労働集約型産業、サービス業、零細企業、民営企業の発展を力強く支えなければならない」と述べた。「人民網日本語版」
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