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石景山区の老人大学

2010-05-28 21:04:21     cri    

 中国には古くから『含頤弄孫』という成語があり、老後に、孫の世話をすることは人生最大の幸せと言われています。しかし、最近は定年退職後に、若い時からの夢を実現しようと、老人のための大学に通っているお年寄りをよく見かけます。今日、皆さんにご紹介するのは北京放送から車で5分ほどのところにある「石景山区老年大学」です。

      

 石景山区老年大学は今年で設立12年目を迎えました。現在、学校には40余りの教室があり、常任の教師は20名です。老年大学で授業を受けている人学生は850人あまりで、45歳から75歳まで、幅広い年齢層の人々です。書道や絵画、合唱などのほかに、英語やコンピューター、現代舞踊などの若者が好む科目を勉強するお年寄りも少なくありません。学習期間は最短で半年、最長2年間です。1学期(半年)で14回の授業が行われ、毎回の授業は1時間から2時間です。1学期の学費はわずか100元(1400円ほど)です。この安い学費の老年教育を支えるため、学校では、子供向けの授業や大人向けの職業トレーニングも行ない、経営を安定させています。


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