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手作り粽にチャレンジ!

2009-05-27 16:26:24     cri    


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 今週の木曜日は、旧暦の5月5日にあたり、中国の伝統的な祝日「端午節(端午の節句)」です。中国の各地はこの日、ドラゴンボートのレースを楽しんだり、チマキ(粽)を食べたりして祝います。中でも「端午節」の食べ物でもあるチマキは、平安時代に日本へ伝わりました。

  


「端午節」にチマキを食べる習慣は、戦国時代にさかのぼります。言い伝えによりますと、戦国時代、楚の国の詩人だった屈原は愛国者であり、国難に殉じ汨羅江(べきらこう)という川に身を投げました。彼は楚の人々から深く愛されていたため、人々は魚が彼の亡骸を食べないよう、替わりにもち米で作ったエサを川に投げ入れたといわれます。このエサがチマキの由来です。

 


 以前はどこの家でも、「端午節」になればチマキを自分たちで作って食べていましたが、今は真空パックに入った既製品を買うことが多くなりました。この時期のスーパーには、ちまきの特設コーナーが出来、立派な缶に入った贈答品用のチマキも売られています。チマキの具も豚肉や栗、なつめ、餡子、八宝(小豆、リョクトウ、ピーナッツなど8種類の豆類)など種類も豊富です。チマキはいわばご飯とお菓子という2つの感覚が楽しめる、不思議な食べ物です。


 


☆☆☆ チマキの作り方☆☆☆ 


 今回は、北京で最も人気がある2種類のチマキ、餡子となつめのチマキにチャレンジしてみました。


 ・  材料(5個分)  

  笹の葉…………10枚

  もち米…………300g

  なつめ…………50g

  あんこ…………50g

 ・  用具

 ボール、水きりざる、皿、スプーン、ゆで鍋、タコ糸

1)材料の準備

  もち米、笹の葉をそれぞれ水に30分ほど浸します。

2)具づくり

  もち米と笹の葉の水を切り、もち米を2つの容器に取り分けます。片方にはなつめを適量入れ、混ぜます①。

3)笹の葉の準備

  笹の葉を二枚を同じ方向に重ね、葉のつけ根から3分の1ほどの長さの所を頂点になるようにして、円すいを作ります。

   なつめ粽:笹の葉の中に①を入れ、スプーンで中身がぎっしり詰まるよう押し込んでいきます。

   あんこ粽:笹の葉の中にもち米を少し入れてから、あんこをスプーンで大さじ一杯入れます。さらに その上にもち米を入れ、スプーンでぎっしりと押し込みます。

  具を葉で包み込み、具が漏れないようにタコ糸でくくります。

4)ゆでる

  くくったチマキを鍋に入れ、チマキの先まで水に浸かるよう、鍋に水をたっぷり入れます。火にかけ、沸騰してから弱火で3時間ゆでて出来上がりです。(圧力鍋の場合は15分ほどです)

(担当:黄恂恂、閔亦冰、王巍)

 

☆過去のチマキ特集はこちらから:https://japanese.cri.cn/81/2008/06/07/Zt1@119848.htm

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