北京の代表的な観光スポット・后海で、手作りの金メダルを見つけました。写真で見ると、本物かと錯覚してしまいます。
この手作り金メダルは、銀錠橋付近で案内を担当する大学生ボランティアたちが発案したものです。
「中国代表の五輪メダルの数と合わせて、ダンボール紙のメダルを作って飾っている。中国代表の頑張りに祝賀の意を表したい」、代表の胡程遠さん(21歳)は「オリンピックの楽しさはメダルの数ではない。世界各国の人たちとスポーツの感動を分かち合い、交流できることほど楽しいことはない」と微笑みながら言います。
故郷は長春。北京が五輪誘致に成功した時は14歳、「まさか自分が五輪を北京で迎えるとは、思いもよらなかった。見知らぬ人から笑顔で感謝された時、いつも満ち足りた気分になる」。
銀錠橋でのボランティアは始まって2ヶ月、大学と寮のある順義県から、バスで片道1時間半かけて通っています。新学期は来週から始まるので、故郷に帰る時間はありませんが、苦労のかけらも見せていません。(王小燕)
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