秋本番、気温もだいぶ下がって来ました。寒くなると食べたくなるのが温かい鍋料理です。日本では、水炊き、しゃぶしゃぶ、すき焼き、、、。他にも色々ありますよね。さて、ここ北京の鍋料理と言ったらお馴染みなのは「涮羊肉」=羊のしゃぶしゃぶです。
羊鍋の様子
日本では、羊肉は臭みが有るので余り好まれませんが、中国の特に北方の羊は臭みも無く柔らかいのでとても美味しいです。具材は肉の他に、好きな野菜や豆腐、春雨、キノコなど自由に入れて食します。因みに、鳥鍋や豚しゃぶなどはありません。
さて、付けダレは「濃~いゴマダレ」です。これも中国独特の風味でとても美味しいです。日本人が好きな「ポン酢」ですが、これは日本の文化なので中国にはありません。
芝麻醤油
この練りゴマを使って、ゴマダレを作ります
鍋料理の良さは、おいしいだけでなく準備も簡単なこと!家庭でも気軽に作れます。日本も、卓上コンロの上に鍋を乗せ、わいわい家族で囲むなんていうのはよくありますね。ちょっと違うのは、中国では卓上ガスコンロはありません。皆が使っているのは電気の電磁調理器です。熱伝導率もよく手軽に使えてとても便利です。
電磁調理器
美味しい鍋で心も体もポッカポカになったら本当に幸せです。そして勿論、後片付けは中国では夫の仕事です。奥さんはソファーで横になって休むだけ。
あ、これは我が家だけですかね? 笑
丹羽麻衣子
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |