第二十六课:明天咱们去看京剧吧!
第二十六課:明日京劇を見に行きましょう!
中国の京劇
中国の戯曲は長い歴史があります。各種の地方戯が長い期間にわたって変化発展した末、360種あまりの風格の異なる戯曲が形成されました。その内、もっとも大きな影響力があり、中国戯曲芸術の絶品と称されるのが京劇です。京劇は中国の四大国粋の一つです。
京劇は200年あまりの歴史があり、一時は“平劇”あるいは“国劇”と称されました。京劇は発展過程で、“崑曲”や“秦腔”の曲目や曲調を取り入れ、演技方式を汲み取り、さらに民間の曲調を取り入れて、完備した芸術風格と演技体系を形成しました。
京劇は規範的な舞台演技芸術です。京劇の曲調・楽器・演技・化粧・隈取は、極めて独特で、その役柄は 、生・旦・浄・末・丑に分けられます。生は男役、旦は女役、浄は顔に特殊な隈取をする“花臉”、 末は男の 脇役、丑は道化役です。
京劇は、その発展過程において、多くの著名な俳優が出現しました。偉大な俳優、美の化身と言われる梅蘭芳は、京劇の代表的人物です。梅蘭芳は梅派芸術を創設し、国内外に広く知られ、京劇界第一の芸術大師とされています。梅派芸術を代表とする中国戯曲演劇体系は、前ソ連のスタンニスラフスキー体系およびドイツのブライシュト体系と共に、世界の三大演劇体系と称されています。
中国の伝統楽器
長い期間の音楽実践において、中国人は際立った民族風格のある各種楽器を創造しました。現在、民間で使用されている楽器は400種以上あります。楽器の種類は大きく管楽器・弾楽器・弦楽器・打楽器の4種類に分けられます。
第一、管楽器
中国の管楽器は100種近くあり、構造の違いによって、無簧哨・有簧哨・簧管合同発声の3種類に分けられます。主な管楽器には、笛・簫・管・笙などがあります。
第二、弾楽器(弾く楽器)
中国の弾楽器は2種類に分けられます。1種は琴・瑟・筝などの横弾き楽器、もう1種は阮・琵琶・月琴・柳琴・三弦などの竪弾き楽器です。
第三、弦楽器
中国の弦楽器は、管楽器より遅い時代に出現しました。重要な弦楽器の1種に胡琴があります。現在の二胡(胡弓)・高胡・中胡・大筒・四胡・低胡・革胡・京胡・京二胡・板胡などの楽器は、ほとんど胡琴を基礎として発展した楽器です。
第四、打楽器
中国の打楽器は、編鐘・編磬・方響・雲鑼が演奏できるだけで、他の大多数は色彩的あるいはリズム的な楽器です。主な打楽器には、鼓・銅鑼・鐃鈸・板梆などがあります。
上記各種の楽器を用いて合奏すると、美しい旋律の中国民族音楽を演奏することができます。