第十课:你会打乒乓球吗?
第十課:卓球はできますか。
2008年北京オリンピックのマスコット「福娃(フーワー)」
福娃(fú wá)は2008年北京オリンピックのマスコットで、その色とモチーフは五つの輪、中国の広い山河、大地、湖と海、そして人々が好きな動物などから来ています。福娃は世界各地の子供たちに友情を示し、また平和を願い進取の精神を求める気持ちを伝え、人と自然がむつまじく付き合っていくという麗しい願いを表しています。
福娃は五つのかわいい人形がらなり、魚、パンダ、チベットカモシカ、ツバメと聖火をモチーフしたものでしす。それぞれの名前は、「貝貝」(bèi bèi)、「晶晶」(jīng jīng)、「歓歓」(huān huān)、「迎迎」(yíng yíng)と「妮妮」(nī nī)で、中国では同じ字が続く名前は子供たちが好む名前です。またこれら五つの名前を繋げると「Beijing huanying ni(北京へようこそ)」という世界各地の人々を歓迎するという気持ちを表しているのです。
福娃は、夢と中国国民の強い願いを代表しています。これらマスコットの原型と頭部の飾りは、海、森林、火、大地、空とのかかわりを含み、その形やデザインは中国の伝統技術と表現方式を使い、中国の燦然たる文化を表し、世界のすべてのところに祝福の気持ちを伝えているのです。
これまで中国にはマークなどで祝福を示す伝統があります。北京オリンピックのこの五つのマスコットはいずれも麗しい願い、繁栄、喜び、熱意、健康と幸運を示し、北京の心からの気持ちを携え、祝福を世界各地にもたらし、各国の人々が2008年に北京に集まり、北京オリンピックという盛典の祝うことを願っているのです。
中国カンフー
中国カンフーは中国の武術と気功の総称で、中華民族の長い間の生産の実践と人類がその手足と体対する認識を高めていく過程で形成された文化現象と伝統文化の貴重な遺産であり、特殊で非常な価値のあるスポーツ的な運動形式です。
中国武術は中華民族が長期にわたる歴史の移り変わりの過程で形成されたもので、一種の運動となってきました。それは主に、原始社会での生存を目的とする段階:戦国時代の軍事技能を主要用途とする段階:民間で徐々に文化となり広く伝わる段階と新中国成立後に系統化され、規範化されていく段階を経過してきました。
中国気功は手足と体の運動、体のメカニズムを徐々に認識する過程で形成された自己修養と健康で長生きするための運動です。その基本原理は手足と体の運動、イメージ的な思考を通じて心身と内蔵の運動を助け、これによって人体の生理的機能を調和します。その奥義は数千年の過程を通じ、神秘な東洋文化をなってきました。
中国カンフーは中国の改革開放に伴い、海外へと伝わり、世界各国で行われるようになりました。中国武術の世界での発展を促すため、IOC・国際オリンピック委員会は中国武術を2000年シドニーオリンピックでの特殊種目にしており、これは中国の伝統文化を十分に伝え、世界は中国をよりよく認識することでしょう。