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2015年3月の新作情報

2015-03-04 14:30:14     cri    

 ~ひとくちメモ~

 2015年3月は春節(旧正月)の連休も明け、いよいよ春シーズン。中国映画が安定した出足を見せる一方で、洋画市場は春先に向け、徐々にヒートアップといったところです。

 中国映画の注目作は、劉徳華(アンディ・ラウ)の最新主演映画『失孤(Lost and Love)』。中国では3月20日の封切りが決定しました。「失孤」は、中国語で「子どもを失った孤独な親」という意味。アンディは急に姿を消した2歳の息子を、15年間にわたって粘り強く捜し続ける父親役を演じています。中華圏を代表するトップスターが、中国安徽省に住む苦労続きの農民を演じるというギャップの大きい役に挑戦し、話題となっています。アンディの相手役に抜てきされたのは、アイドルグループ出身の若手俳優、井柏然(ジン・ボーラン)。ボーランの役は、4歳の時に誘拐されましたが、本当の親を捜すために、アンディ演じる農民と一緒に肉親探しの旅に出る若者です。子を失った親、親を探す子という、2人の視点から親子の絆を表現し、感動の社会派ヒューマンドラマとして期待されています。主題歌も劉徳華(アンディ・ラウ)が担当し、同曲は2015年CCTV春節聯歓晩会(大晦日恒例番組)のキャンペーン・ソングにもなっています。

 もう1本は、中国のカンフー・スター、呉京(ウー・ジン)が監督と主演を務める作品『戦狼(Wolf Warriors)』。ウー・ジンは1974年生まれで、『天上の剣 The Legend of ZU』(2000年)や『SPL 狼よ静かに死ね』(2005年)、『狼 牙 -ライジング・フィスト-』(2008年)、『新少林寺/SHAOLIN』(2011年)など、数多くのアクション映画に出演しています。新作『戦狼(Wolf Warriors)』は、『狼 牙 -ライジング・フィスト-』(2008年)に次ぐ、ウー・ジンの監督作で、今の中国特殊部隊の活躍を描く3D戦争アクションとしては初めてです。

 

 洋画の注目作は3月6日公開予定のSF大作『ジュピター』、童話『シンデレラ』を実写版として映画化された『シンデレラ(中国題:灰姑娘)』、リーアム・ニーソン主演の人気シリーズ『96時間』の第3作などです。

 【主な公開作品】

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