~ひとくちメモ~
洋画の大作が目白押しだった6月と比べ、7月は中国映画の公開本数が著しく増えます。7月17日公開の若手人気作家・郭敬明(グオ・ジンミン)の初監督シリーズ『小時代(Tiny Times)』の3作目。1作目は昨年6月に封切られ、初動記録2.73億元(44億円)で中国映画として歴代3位を記録したほか、年間成績は4.8億元(約79億円)で9位にランクインするヒットとなりました。このシリーズは全4作制作される予定です。もう一人の若手人気作家で、雑誌『タイム』でも注目された韓寒(ハン・ハン)は7月24日公開のロードムービー『後会無期(Never Meet Again)』で監督デビュー。2大人気作家の対決にも目が離せません。また、夏休みということもあって、アニメ映画の公開も目立ちます。
洋画で一押しは今年の米アカデミー賞で10部門にノミネートされた話題作『アメリカン・ハッスル(中国題:美国騙局)』。ただ、公開が半年以上も遅れ、不安な出足になるかもしれません。このほか、タイ映画の『トム・ヤム・クン2(中国題:冬蔭功2:拳覇天下)』や、インド・ボリウッドの人気シリーズ『Dhoomドゥ~ム』の3作目などアジア系にも注目です。
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