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蘇打緑(ソーダ・グリーン)/『秋:故事(秋:ストーリー)』

2013-10-15 11:30:19     cri    

 発売日:2013-09-18

 ジャンル:ポップス

 言語:北京語

 【アルバム紹介】

 蘇打緑(ソーダ・グリーン)は、2001年台湾の政治大学でボーカル・呉青峰(ウー・チンフォン)を中心に結成された6人組バンド。当時のメンバーはみんな現役大学生でした。2003年7月、台湾の音楽フェスティバルに出演したのがきっかけでスカウトされ、2005年9月、ファーストアルバム「ソーダグリーン」をリリースして念願のメジャーデビューを果たしました。これまで、通算7枚のアルバムを発表していますが、2007年と2008年の台湾のグラミー賞に当たる金曲賞最優秀バンド賞を2年連続で獲得し、最優勝バンド2連覇という快挙を成し遂げました。

 そんな蘇打緑(ソーダ・グリーン)は2009年から画期的な企画「ヴィヴァルディ・プロジェクト」をスタートさせました。ヴィヴァルディは、イタリアのバロック期に活躍した作曲家で、18世紀協奏曲の父とも呼ばれていす。なかでも、名曲「四季」は世界的に知られるクラシックのひとつです。この企画は、ヴィヴァルディの「四季」をテーマに「春、夏、秋、冬」をイメージした4枚のコンセプトアルバムを発表するというものです。実はこの企画、サードアルバムの収録曲「四季狂想」からインスピレーションを得て、2年ほど温められてきたものです。第一弾『春・日光(春・日光)』、第2弾『夏・狂熱(夏・フィーバー)』はいずれも2009年と2010年に発売されました。今回の最新作『秋:故事(秋:ストーリー)』は、3年ぶりとなる「ヴィヴァルディ・プロジェクト」の第3弾です。

 「ヴィヴァルディ・プロジェクト」は、春夏秋冬と「四季」がテーマになっていると同時に、それぞれのアルバムには「イメージ都市」も設定されています。アルバムごとに、違う町の表情を季節の風景に重ね合わて異なる曲風で仕上げています。第1弾の「春」は、台湾の台東を舞台にしてノスタルジックなフォーク調サウンドを中心にした一枚に仕上がっていますが、第2弾の「夏」は英国レコーディングで、ブリティッシュロックを中心にロンドンの夏を描いた作品となっています。今回第3弾の「秋」は北京が舞台です。新旧・東西の文化が交錯する街の雰囲気や、そこを行き交う人々の希望と失望が入り混じった心情を物語のように綴っています。秋めいてきた北京の今の季節にピッタリの一枚ではないでしょうか。

 【収録曲】

 01. 故事

 02. 從一片落葉開始

 03. Interlude 1

 04. 独処的時候

 05. 我好想你

 06. Interlude 2

 07. 偷閒的翅膀

 08. 天天晴朗

 09. Interlude 3

 10. 說了再見以後

 11. 我們走了一光年

 12. 再遇見

 13. Interlude 4

 14. 拾穂

 15. 你心里最後一個

 16. 小星星

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