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黄義達(イーダ・ホァン)

2013-09-03 14:48:17     cri    

 黄義達(イーダ・ホァン)は1979年シンガポール生まれで、2004年4月に台湾でCDデビューしました。歌手としてはもちろん、ソングライター・音楽プロデューサーとしてもその才能は業界内で高い評価を受けています。デビュー以来、7枚のアルバムを発表しており、数々の名曲を世に送り出しているほか、人気歌手に提供した曲も多く、ヒットメーカーとしても知られています。

 イーダは16歳のとき音楽学校に入学し、作詞・作曲の技法・ピアノ・ギターなどを専門的に学び、2001年21歳で、台湾のソニー・ミュージックと契約し、台湾に拠点を移して歌手活動をするようになりました。その歌声が馬偉豪(ジョー・マー) 監督の耳に止まり、2003年に王家衛(ウォン・カーウァイ)監修の『地下鉄』という映画の主題歌に抜擢されました。その後2004年、アルバム『無法定義/Cannot Define(キャンノット・ディファイン)』でメジャーデビュー。このアルバムは、優しいルックスにダイナミックな歌声というギャップや、型破りな音楽スタイルで中華圏音楽シーンに新風を吹き込んだと評価が高く、2005年、このアルバムで、台湾のグラミー賞に相当する金曲奨の最優秀新人賞に輝きました。

 2009年に初のベストアルバムを発表した後、2010年にソニーミュージックとの契約が満了し、新しいレコード会社への移籍を発表しました。移籍に合わせて、中国大陸に活動拠点を移し始め、2011年4月に本人主演のネットドラマが公開されたほか、3年ぶりとなる最新曲「微光(Glimmering/微かな光)」も発表されました。そして、今年6月にファン待望の最新アルバム『Heart Disk』をリリースし、ロングヒットとなっています。

 【お勧め曲】

 ①「藍天(ブルー・スカイ)」:2004年台湾金曲奨の最優秀新人賞に輝き、中華圏音楽シーンで話題を呼んだ黄義達(イーダ・ホァン)のデビューアルバムに収録されています。明るいメロディーとパワフルな歌声で、多くの若者に自信と勇気を与え、イーダの代表曲にもなっています。

 ②「那女孩対我説(SHE SAID)」:ファーストアルバムで大ブレイクした黄義達(イーダ・ホァン)は、早くもその翌年に2ndアルバム『專屬密碼/Exclusive Code(エクスクルーシブ・コード)』をリリース。収録曲の「那女孩対我説(SHE SAID)」は、「昔、好きだった女の子の言葉を、別れた数年後の今でもずっと覚えている」と歌う、イーダの繊細で優しい一面が感じられるラブソングです。

 ③「文成公主(プリンセス)」:2007年の3rdアルバムに収録されたヒット曲。唐代の文成姫がチベットへ嫁ぐという有名な歴史物語をモチーフにした中国風アレンジが印象的な1曲です。中国の民族楽器の音色を生かして壮大な物語を再現しています。

 ④「Voices of 512」:チャリティー活動にも熱心な黄義達(イーダ・ホァン)は2008年5月12日に起きた四川大地震の被災者を支援するため、応援ソング「Voices of 512」を配信リリース。配信収益は義捐金としてすべて寄付されたということです。

 ⑤「我不哭(涙は見せない)」:今年6月にイーダは、約2年ぶりとなる新譜をリリースしました。音楽に対する想いや夢、日々の生活における心情など、イーダ自身の人生観や世界観が凝縮された内容で、じっくりと時間をかけて曲作りに専念した一枚です。収録曲のこのロックナンバーは今大ヒット中です。

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