会員登録

2011年、待望の中国映画を徹底CHECK!!~冬篇&3D篇~

2011-01-14 11:36:38     cri    

 『カンフーパンダ2』、『トランスフォーマー3』、『パイレーツ・オブ・カリビアン4』などハリウッドから人気シリーズの猛攻を受ける2011年の中国映画、どんな作品を持って打って出るか、関心が高まっているところです。名監督・チャン・イーモウ(張芸謀)やピーター・チャン(陳可辛)、ツイハーク(徐克)らが顔をそろえるほか、時代劇アクションが依然として大きなシェアを占めているようです。それでは、2011年公開予定の注目作を一挙にチェックしてみましょう。

~冬篇~

 『金陵十三釵』:大物が帰ってきた!

 昨年末から注目を浴びているチャン・イーモウ(張芸謀)監督の『金陵十三釵』。先月行われた製作発表会によりますと、この作品は今月からクランクインし、同年12月に公開される予定です。北京五輪の開・閉会式の舞台演出でも知られるチャン・イーモウ監督ですが、近年は『三槍拍案驚奇』、『山楂樹之恋』などの低予算映画が続き、最新作『金陵十三釵』はチャン・イーモウ監督の久々の「大作」としても期待されています。制作側は10億元(約120億円)ほどの興行収入を目指しているようです。

 これは抗日戦争が始まった1937年の乱世中の南京を描いた人気小説『金陵』を映画化したものです。外国人牧師と戦争中をたくましく生きる女性たちの視点から戦争を深く掘り下げ、「贖罪」をテーマに描くチャン監督ならではのヒューマンドラマになりそうです。

 主人公の外国人牧師「ジョン」役に抜擢されたのはハリウッド俳優で「バットマン」シリーズで知られるクリスチャン・ベール。「十三釵」つまり13人の女性陣のキャスティングは未公開のままですが、チャン監督の目に留まる「シンデレラ」は今年の大型新人として話題を呼ぶことでしょう。

 

 

~3D映画篇~

 『龍門飛甲』:3Dカンフー映画が遂に本格化!

 昨年末クランクアップしたばかりのツイ・ハーク監督の最新作『龍門飛甲』。カンフー映画の名作『新龍門客桟(ドラゴン・イン)』のリメイク版ともされていますが、今回は3D要素を取り入れたので、より斬新な『新龍門客桟(ドラゴン・イン)』に仕上がるのは間違いありません。主演はジェット・リー(李連傑)、ジョウ・シュン(周迅)、チェン・クン(陳坤)、グイ・ルンメイ(桂綸鎂)など。ジョウ・シュン(周迅)は初めてカンフー・シーンに挑戦したり、チェン・クン(陳坤)は異色の殺し屋を演じたりと見所満載の作品となっています。

 『大閙天宮』:『西遊記』が"本場"中国で遂に映画化!

 『西遊記』から生まれ、今まで何度もアニメ化・ドラマ化された名作『大閙天宮』がいよいよ今年、銀幕に登場します。『大閙天宮』は、孫悟空が三蔵法師と供に天竺へ取経を目指す前に、天界で大暴れした顛末を描いたもので、中国では誰もが知っている物語。メガホンを取っているのは、去年から3D映画の制作に専念している阿甘(アーガン)監督。孫悟空役には香港出身のカンフー・スター・ドニー・イェン(甄子丹)が抜擢されています。サルがモデルとなる注目の扮装については、「猿毛」もアメリカで発注した「あつらえ」ものだそうです。(コオリ・ミン)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS