公開日:2010年9月29日(中国大陸)
監督:徐克(ツイ・ハーク)
【キャスト】
|
|
|
|
<> |
【ストーリー】
舞台は唐の時代の洛陽。中国史上初の女帝・武則天の即位を間近に控えた折、彼女の側近たちが焼死する謎の殺人事件が相次いで発生します。武則天は、国師の指示に従い、8年前から投獄されていた狄仁傑を呼び戻し、事件の究明に当たらせることに。狄は彼の監視役としてやってきた上官静児、裴東来らとともに捜査を開始するのですが、狡猾な犯人に翻弄されてなかなか手がかりが見つかりません。しかし、操作を続けるうちに、武則天の即位のために立ち上げられる通天塔の工事を手がけている工匠・沙陀から焼死事件で使われた謎の毒は西域の虫から採取したものだと告げられます。やっと掴んだ手がかりは事件の真相につながるのでしょうか!そして、犯人の目的はいったい何なのでしょうか!
【狄仁傑とは】
狄仁傑(てきじんけつ)は中国唐代の政治家。高宗・中宗・睿宗・武則天に仕えたということです。唐代で太宗の時代に続いて安定していたといわれる武則天の治世において最も信頼され、長年に渡って宰相を務めました。後世から古代推理小説の題材としてとられることが多く、文学作品や映画、ドラマなどでは「中国古代のシャーロック・ホームズ」と称されています。
【主題歌】
丹書鉄契/陳楚生
【レビュー】
時代劇アクションでおなじみの香港映画の巨匠・徐克(ツイ・ハーク)監督の最新作!主演には劉徳華(アンディ・ラウ)、劉嘉玲 (カリーナ・ラウ)、梁家輝 (レオン・カーファイ)、李冰冰(リー・ビンビン)など超大物が勢ぞろい。今作はほぼ10年前の大ヒット作『天上の剣』を髣髴させる怪奇ファンタジーでありながら、推理サスペンスなどの要素を取り入れたため、新境地を切り開いた作品とも言われています。CGをふんだんに使ったダイナミックな映像や、名殺陣師・洪金寶(サモ・ハン・キンポー)による迫力のアクションシーンなど、見どころ満載で好評を浴びている作品となっています。また、劉徳華(アンディ・ラウ)と李冰冰(リー・ビンビン)との共演は、フォン・シャオガン作品の『イノセントワールド -天下無賊-』(2004)や『童夢奇縁』 (2005)以来3度目となり、二人の演技合戦にも注目が集まりました。
【公式サイト】 http://movie.mtime.com/96001/(中国語)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |