8月5日午後2時半に保利劇場で行われました記者会見によりますと、『敖魯古雅』はエヴェンキ族のすばらしくロマンチックなラブストーリーを描きました。劇中では数多くの原始生態の民族の歌、踊り、楽器などの文化素材が集められ、民族の信仰、風習、儀式などを融合させ、エヴェンキ族の文化を表現しています。

　
様々な楽器を演奏している芸術監督の布仁巴雅尓さん

　敖魯古雅は内蒙古自治区の根河市に位置する小さな町の名で、エヴェンキ族の人々は昔からここで生活しています。エヴェンキ族は中国でただ一つのトナカイを使う民族であり、さらに狩猟を主な生活方式とする民族です。今ではこの民族は200人余りしか残っておらず、民族の歌、衣装、儀式、踊りなどの文化財が絶滅の危機に瀕しています。（取材＆撮影：李陽　チェック：丹羽）

聖火を灯す儀式

『敖魯古雅』の主な創作メンバー