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秋 の 葉

2013-10-25 15:14:15     cri    


 ナビゲーター 黄競

 10月も下旬に入り、北京の街路樹の緑が何となく褪せて 所々、色づき始めた木が見られるようになりました 。北京郊外の香山公園も年に一度の「紅葉祭り」を迎えました。山一面の紅葉は多くの観光客の目を楽しませます。さて、今回の中国メロディーはこれにちなんで、中国各地の秋の葉にまつわる音楽をご紹介しましょう。

 一葉知秋

 皆さんご存知のように「一葉知秋(いちようちしゅう)」は一枚の葉が落ちるのを見て、秋の訪れを知るという意味です。木の葉は昔から秋の到来を告げる使者とされています。9月も中旬に入ると、中国各地は北から南まで木の葉が色づき始めます。北国の長城の麓の紅葉や江南水郷の金色に実った段々畑、それに南国の銀杏などさまざまな秋の彩りは季節の変化を感じさせます。

 紅葉に彩られた長城

 毎年10月中旬、北京郊外の八達嶺長城はいよいよ紅葉狩りの最もいい時期を迎えます。連なる山並みに延々と続く長城は紅葉に彩りられ、「壮観」の一言です。一方、長城の麓の紅葉は青空の下でより鮮やかに美しく見えます。長城の麓で青空、白い雲、紅葉を眺めれば、「霜葉(そうよう)は二月(にがつ)の花(はな)よりも紅(くれない)なり(霜を経て紅葉した葉は二月に咲く花よりも赤く美しい)」という漢詩の句が思い出されます。観光客はまるで絵画の中を歩いているようです。

水郷の楓

 毎年11月上旬、北方地方が晩秋から初冬を迎えようとしている時、江南地方の木々の紅葉は黄色から赤、紅へと変わっていきます。紅葉のなかでは、楓が最も美しく色づくことから秋の風物詩の代表格であるとされています。真っ赤な楓は江南水郷の白い塀と黒い瓦、石畳に敷かれた古い橋などを互いに美しく映えさせ、晩秋の水郷はまるで絵画のように美しく見えます。

銀杏舞う秋の南雄

 中国南部沿海地方の広東省南雄地区では毎年11月中旬に入ると、町のあちこちに植えられた銀杏並木の葉が色づき、黄金色の輝きを放ちます。秋風が吹いて、ひらひらと舞い落ちる黄色の葉は、まるで空に舞う金色の蝶のようです。そして落ち葉は大地を覆う黄金色の絨毯のようです。この銀杏並木を秋晴れの日に歩くととっても気持ちいいですね。

 番組の中でお送りした曲

 1曲目 秋葉児(秋の葉)

 曲はわらべ唄で、

 童謡の中で子供たちが風に舞う秋の葉を仲間に遊ぶその純真無垢な歌声が子供らしさに溢れています。

 歌詞

 秋の葉っぱが風に舞う。

 君を追いかけたいのに、どうしても追い着けない。

 秋の葉っぱが黄色く、赤くなる。

 君は何とも美しい、どこへ飛んでゆくのか。

 2曲目 長城随想曲(長城随想曲)

 この曲は、作曲家・劉文金氏が1978年に国連のニューヨーク本部を訪れた時、応接ロビーの壁一面に飾られた万里の長城という巨大な作品を鑑賞した時に湧いたインスピレーションを基に創作した二胡協奏曲です。

 四つの楽章は、長城の雄大な風景とその悠久な歴史を讃えています。 お聞きいただいているのは協奏曲の第1楽章です。雄渾な長城のテーマから始まり、続いて二胡が奏でる深く重厚な旋律は巨大な竜なような長城の悠久な歴史を連想させます。

 3曲目 秋江夜泊(秋川の夜船)

 この曲は中国伝統音楽の名曲で、今から400年前の明の時代の楽譜「松弦館琴譜」の中に記述されているものです。唐の時代の名詩人張継の七言絶句「楓橋夜泊」に基づいて作られたそうです。江南水郷の美しい夜景と詩人の故郷への限りない思いを感じさせる曲です。

 4曲目 「红叶恋曲(紅葉の恋歌)」

 曲は失恋ソングとして知られています。

 歌詞

 紅葉よ

 夕日の中をチラチラと舞い、

 心の中の夢も消えてくる。

 君が千里を飛んで行き、

 私の心も紅葉と共に舞う。

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