ロシアの首都モスクワ生まれのナスカさんは２年前ロシアで名門大学の哲学科を卒業し、現在中学校で中国語を教えています。

　大学に在学中、彼女は北京に１年留学したことがあります。北京の文化や数えられないほどの名所旧跡、北京市市民の心の広さや友好な態度などが、強く印象に残りました。授業のない時に、北京市中心部に向かうバスに乗り、好きな停留所で降りて北京の町並みを見ることが大好きなカスナさんは、王府井、故宮、天壇など北京の名所をめぐったほか、郊外にある万里の長城も自ら登りました。「モスクワより、北京の方がずっと詳しいですね」と彼女は冗談を言いました

　カスナさんは、北京のほかにも中国の多くの地方都市を、気ままに旅しました。特に、中国西部の古都西安には、震えるほどの感動を受けました。目の前に整然と並ぶ何千もの等身大の兵馬俑を前にした感動は、「言葉では言い切れない」と言います。

　今回の中国国際放送局が主催する都市ランキング活動について、彼女は「どの都市が一番魅力的なのか評価するのは非常に難しいです。なぜかというと、すべての都市はそれぞれの魅力があると思うからです」と話しました。（翻訳：トウ　徳花）