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<都市ランキング>周洪艦と武夷山

2010-09-13 16:59:06     cri    

 先月武夷山世界遺産保護局副局長を退任した周洪艦さんは1987年から、武夷山市で就職しました。当初、周さんは武夷山で一番有名な玉女峰でさえ知らなかったのです。その後、地図を持って、二年の時間をかけて武夷山を見て歩き、そして、武夷山にあるすべての峰の形や位置をおぼえました。1988年、周さんは第一回全国ガイド資格試験に参加し、武夷山でガイド資格を持つガイドの一人になりました。

 武夷山市は福建省に位置し、1000年余りの歴史を持ち、面積が2798平方キロメートルです。もともと崇安県と呼び、1989年県クラスの市に昇格し、武夷山市にその名を改め、福建省初の旅行都市となりました。

 武夷山は同市から南10キロメートルの所にあり、周囲には、九曲渓、玉女峰、天遊観、桃園洞、万年宮などの自然風景があり、観光の名所とされています。武夷山風景区の黄崗山は海抜2158メートルで、福建省の最高峰です。1979年、国務院の許可を得て武夷山自然保護区が設立されました。保護区は国連の関連機構・「人とバイオスフィア」に参加する中国の自然保護区のひとつです。保護区の中には、3000種類以上の植物や、50種類の遺留植物があり、樹木の種類がヨーロッパ大陸の7倍です。森の中に400種類以上の野生動物があり、世界において鳥の種類が最も多い地域のひとつです。

 周さんは、「武夷山は世界遺産保護の面で全国をリードしている。宋の時代から、役人が九曲渓で動物を放生することがあった。彼らがこうしたのは、ここには動物の捕獲が禁止されていると人々に伝えるためだ。当時、ここにある三つの石碑には、『木を切ることが禁止』と書いた」と説明しました。(牟ケン)

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