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アクセサリーに杏仁豆腐!日本人経営の雑貨屋さん

2010-03-24 14:59:31     cri    

 地下鉄「雍和宮駅」を出て、北京の観光名所、雍和宮の門前町を歩く。お香の香りを味わいながら通りを数分行くと、雑貨屋「ZAKKA」が見えてくる。

 今年5月に開店。店内はそれほど広くない。そこに所狭しと、店長こだわりの雑貨の数々が並べられている。全て店長の萩行(はんぎょう)理恵さんが集めてきたものばかり。アクセサリー類を中心に、女性にはたまらない可愛らしいデザインの扇子や日用品など。その品揃えが面白い。中国と日本が見事に"混在"しているのだ。

 おススメ商品の一つ、ペンダントは店長自らデザインして、それを中国人職人が形にしたもの。主に北京市内の職人だが、場合によっては広州まで出かけて、デザインを持ち込み、それを職人が作り上げるというこだわりである。

 そんな「中日合作」のアクセサリーが並ぶと思えば、「招き猫」が置かれて、日本人経営らしさを漂わせる。その多国籍感が面白い。

 萩行店長は「ヒヤカシのお客さんが多いんですよ」と屈託なく笑う。その通り、取材中もひっきりなしに家族連れや女子学生たちが店を訪れ、「很可?(かわいいね)」とうれしそうに、アクセサリーを手に取る。たとえ売れなくても、その一言が店長にとっては「してやったり」なのだとか。

 おススメはペンダント、そして「注文して一年待ち」という超人気作家が作るベアーの人形。また変り種は、店内脇のテーブルで頂ける「杏仁豆腐(22元)」である。今北京で話題の"幻の杏仁豆腐"で、とろけるようなソフトな舌触りは、これまでの「杏仁豆腐の概念」を覆す。これだけを食べに訪れるお客さんも多い。

 客層は中国人が圧倒的だが、日本人がお土産を買いにくることも多い。「中国風、かつ洗練されたアクセサリー」にファンも多いのだ。「日本と中国の架け橋になる店」が目標という萩行さん。中国のちょっとしたお土産を求めて・・美味しい杏仁豆腐をいただきに・・明るい萩行店長とのおしゃべりに・・店に立ち寄ってみてはどうだろう。

 ちなみに萩行店長は、タイで知り合った中国人カメラマンと新婚ほやほや。まさに"日中合作"である。

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