1902年社会学の先駆者である章太炎は日本の社会学学者・本能武太の著作「社会学」を中国語に翻訳し、これは中国で翻訳出版した最初の社会学著作です。この訳本と彼の考え方は社会学が中国での広がりに対して大きな役割を果たしました。1935年章太炎は蘇州で「章氏国学講習会」を開き、古代文学の研究に没頭でした。彼は特に「春秋」という経学に興味を示し、10年かけてそれを研究し続けていたということです。彼の一生には「古文尚書拾遺」、「春秋左伝読叙録」、「春秋左氏義問題」、「劉子政左氏説」、「太炎文録」など多くの著作を書き、後世に編纂したのは『章氏叢書』などがあります。1936年蘇州で亡くなり、67歳でした。
今、浙江省の杭州では彼を記念する「章太炎博物館」があり、彼の原稿や写真などが展示され、資料が一番そろっているところです。
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