会員登録

北京でチベット居酒屋気分!

2009-12-30 10:42:30     cri    
 一度は行ってみたい中国の観光地…そこに必ず名前が挙がるのが「チベット」である。今年、青海チベット鉄道が開通し、北京とチベットは陸路と空路でつながった。だが「異常な人気で切符がなかなか取れない」という物理的原因も手伝って、神秘の都市チベットはやはり、『行きたくてもなかなか行けない』憧れの都市であり続けている。

 そんなチベットにわずかな時間ながら『訪れた気持ち』にさせてくれる場所が、チベット居酒屋『瑪吉阿米』である。各国の大使館が並ぶ「建国門外」の一角、「友諠商店」の裏にあるこのお店は本場のチベット料理と民族の歌と踊りが楽しめる「グルメ+エンタ」のレストランである。

 チベットから呼んで来たというシェフのオススメ料理は草原生羊拝(羊肉のリブロースト)68元、巴拉巴尼(ほうれん草と豆乳のカレー)25元。そしてチベットの地ビールは28元。メインディッシュが60元(900円ほど)で、その他の涼菜や主食はどれも20元(300円ほど)程度でそれほど高くない。3,4人でテーブルを囲めば一人100元(1500円)で十分、チベット風味を楽しめる。

 しかも、このお店、あくまでもチベット・ラサにある居酒屋「MAKYEAME」の"分店"。ラサの本店は地元でも大人気の居酒屋であり、チベット出身のオーナーによると、店の作りはラサ本店と寸分も違いないとか。まさに『チベットの空気』が味わえるお店というわけである。

 夜8時と10時にはチベットの歌と踊りが披露される。地元出身の若者たちが、民族衣装に身を包んで陽気に踊り、自慢の美しい喉を披露する。最後には、食事中の客も思わず立ち上がって、みんなで手をつないで輪を作り、踊りに加わる。その一体感…。ほろ酔い気分もあってか、ほんの一瞬だけ、心はラサの居酒屋に飛んで、チベットの大自然に身をおいているかのような錯覚に陥る。

 中国観光に来て、いつも北京ダックや四川料理というのも芸がない。民族情緒豊かなチベット料理と、陽気な若者達の踊りを楽しみに、チベット居酒屋を訪れてはどうだろうか。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS