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ドンジュツォーマの幸せな生活

2009-09-04 15:21:49     cri    

 中国南の雲南省迪慶チベット族自治州の州都シャングリラ県政府の前広場は、毎日の夜、非常ににぎやかです。周辺の住民は夕食の後、ここに集まり、「鍋庄踊り」を踊ります。鍋庄踊りはチベット族の特徴を持つ集団舞踊です。男女老若は音楽に乗って踊り、楽しい雰囲気に包まれ、人々の顔は微笑でいます。ドンジュツォーマ(顿珠卓玛)さんはその中の一人です。

 ドンジュツォーマ(顿珠卓玛)さんは、シャングリラ県建塘鎮諾西村のチベット族出身の住民で、今年66歳で、踊りがすきです。今の生活について、ドンジュツォーマさんはニコニコしながら、「新旧社会を体験し、今の生活を大切にしている。小さいときのことを振りかえて見ると、旧社会の苦しい生活ぶりがありありと目の前に浮かんできます」と話しました。彼女は7、8歳の時、きつい畑仕事をやるようになりました。しかし、収穫した食糧は全部農奴主に奪い取られていました。衣食住も問題となり、住むところは小さくて、汚く、まったく豚小屋のようでした。チベット平和開放後、天地を覆すような変化が起きました。特に改革開放後、生活が一層改善されました。豚や牛などの飼育、農作物の栽培に政府は補助金を与えているほか、60歳以上のお年寄りも手当てをもらえ、世話を受けています。

 現在、生活が豊かになりました。ドンジュツォーマさんは家の客間の中央に神棚を置き、それに10世パンチェン・オルドニと今は亡き毛沢東主席の写真を供え、上に吉祥を象徴するチベットのハーダを飾っており、線香の煙が間断なく立ち上がっています。多くのチベットの家でもこのような神棚が供えています。ドンジュツォーマさんは、「チベットの人々は毛主席と共産党の指導の下で、解放され、幸せな生活を送れるようになりました。毛主席はチベットの活仏と同じように崇高な地位にあります。われわれは毛主席を心から感謝します。毎日も神棚の前で、生活がもっともすばらしくなるよう祈っています」と話しました。(翻訳:トウエンカ)

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