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蘇州の庭園

2008-12-27 11:16:53     cri    
 蘇州は長江三角洲の最も豊かな地区、太湖の浜にあります。東の上海までは100km。2500年以上の歴史を有する長江南岸の文化の都市として、川と街とが相い伸び、「小橋、流水、人家」といった古朴な風貌はいまもなお残っています。庭園、小橋と流水は蘇州観光の特色です。民家の間を縫うように流れる運河は、人や荷物を運ぶ小舟が行き交います。唐の時代、多くの詩人はこの水郷の街に魅了され、たくさんの詩を読んだそうです。古典庭園の旅、古跡・古鎮の旅などの観光コースは観光客から親しまれています。

  

 蘇州市現存の庭園のはとんどは古代中国の個人庭園であり、主に自然に順応させて間静で美しい環境を追求するもので、中国造園芸術の民族風格を十分に示しています。拙政園、留園、綱師園と獅子林は蘇州の著名な四大庭園であり、それぞれの独特な風格をもって世界に知れわたっています。                                        

 拙政園は蘇州で最も大きい古典庭園。北京の頤和園、承徳の避暑山荘、蘇州の留園と並んで、中国の四大名園と称されています。明の正徳年間(1506ー1521)に築かれました。水際に築かれた主要な建物は自然で独特な趣きがあります。

 留園は中国の四大名園の1つ。構造が厳しく精緻極まり、歩を移せば景色が変わり、観客を佳境に引き入れる特徴があります。有名な「楠木庁」、「オシドリ庁」、「冠雲峰」などの見所があります。

  

 虎丘塔は蘇州の西北にあり、高さ26m。紀元959年に築かれた虎丘塔は古い町・蘇州のシンボルです。

 蘇州では、毎年色々なイベントが開催されていて、これも国内外の観光客に好評のようです。二月には梅の花祭りがあります。蘇州はまた有名な「シルクの府」であり、中国の重要なシルク生産地の1つです。ここでは毎年の9月20日から25日にかけて「シルク観光祭」が催されています。期間中にシルク服装の展示即売、経済貿易の商談、シルクをチームとする文芸の上演と観光活動などのイベントがあります。

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