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合肥の朝

2008-11-28 16:08:08     cri    

このへんでは豆腐をよく食べる。早点メニューのひとつにも、豆腐揚げが

まだ肌寒い春の朝。あたたかなスープがありがたい(写真手前は、牛肉スープを煮込んでいる鍋)

 朝の合肥を散策してみることにしました。

 時間は朝7時。宿泊したホテルのある芙湖路沿いに歩くと、出勤や通学のため道を急ぐ人々の姿。しかし、気ぜわしい北京から来たせいでしょうか、この街にはどこか落ち着いた風情を感じます。

 さて、先週末は30度近い陽気となった合肥ですが、日曜日の雨で気温がグンと下がり、スプリングコートを着ても肌寒さを感じます。「何か温かいものを食べたいなあ・・・」と思っていたら、見つけました、ホカホカと湯気が立ち上る大きな鍋!

牛肉スープに春雨と千切り豆腐を加えて。唐辛子たっぷり。1杯3元(日本円45円)

早点を出す店先で

 中国の朝はどこもそうですが、早点(朝ごはん。主に軽食)を出す店が軒を連ね、朝食をかき込む人たちでにぎわっています。わたしが見つけた店は、早点のメインメニューが牛肉スープのようで、店先にデンと大きな鍋を置いて、朝からグツグツ煮込んでいるのです。

 さっそく店内に入り、1杯注文しました。写真は、その牛肉スープです。春雨と千切り豆腐、それに唐辛子をたっぷりかけて、1杯3元(日本円15円)。冷えた体があったまります。

 ところで、このへんでは外国人が珍しいのか、わたしが日本人だと分かるや否や、いろんな人に話しかけられます。「日本はどんな国か」「通貨は何か」「日本の女性は虐げられて大変らしいが、お前は大丈夫か(たぶん、ドラマ「おしん」のイメージ)」・・・・・今日、朝ごはんを食べた店でも、小学生の男の子に「日本人なのに、なぜ着物を着ていないのか」と聞かれ、思わず苦笑いしてしまいました。(取材・文/末永由希)

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