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<成功物語~小さな出来事>民俗文化財を見守る人 ヌルクジル・アセン

2011-12-07 12:54:56     cri    























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 新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州に位置するテケス県は易の八卦図の形に基づいて作られたことで、国内外に知られています。史料によりますと、5,6千年も前から、人類はここで生活していたということです。

 これまでに、多くの易の学者や都市計画の専門家、歴史学者らがここを訪れ、研究をおこなっています。この人々の中に、68歳のカザフ族牧畜民・ヌルクジル・アセンがいます。

 ヌルクジル・アセンは教師として、牧畜地域で34年間働きました。1998年から、ヌルクジル・アセンはカメラとビデオで、都市の移り変わりや、新疆の北部の岩石に書かれた古い絵、古い文字、民族の服装などを記録し始めました。

 ヌルクジル・アセンは「近年、テケス県は急速に発展し、訪れる企業と観光客の数も増えてきた。特に、南京市の支援により、建築された牧畜民の居住団地は非常に綺麗だ。子孫たちに我々56の民族は一つの家族だということを心に刻んでもらうため、写真を撮っている」と紹介しました。

 テケス県の東部喀拉托海郷に位置するヌルクジル・アセンの家に入ると、先ず目に飛び込んでくるのが、壁にかかっている三つのカメラバッグです。ヌルクジル・アセンは話もそこそこに、我々に自分の作品を見せてくれました。写真は一枚一枚に番号がつけられ、撮影時間と場所もきちんと記録されています。10年前に比べると、現在のテケス県は建物が増え、都市全体は立体的になりました。

 10数年来、ヌルクジル・アセンは自費で2万キロを走り、新疆ウイグル自治区の北部にある都市や農村、牧畜場などを回ってきました。岩石に書かれた古い絵や古い文字、多くの少数民族の風俗などを写し、その数は約1万枚になりました。そして、その写真は種類や特徴、歴史、現状などに分類され、整理されています。

 ヌルクジル・アセンは「我々、少数民族はいずれも豊富な文化を持っています。でも、時代の変遷につれ、流行がどんどん入ってくるので、若者は徐々にに伝統的なものを忘れてしまいます。私がレンズで、無形文化財と有形文化財を記録することは、若者に民族のすばらしい古くからの文化を自覚させるためで、また、文化を伝承していくためなのです」と述べました。

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