現在、北京の昌平区にあるイオンモール
イオンモール中国による「泰達ショッピングモール」(天津市浜海新区)がこのほど竣工し、秋にもテスト営業が始まる見込みです。天津市では、イオンモールが手がけた最初のショッピングセンターです。このほか、2店舗目(西青区)もこの7月末に着工しました。天津網が伝えました。
それによりますと、天津経済技術開発区(TEDA)に開く「泰達ショッピングモール」は大型商業施設・泰達時尚広場に位置しており、延床面積10万7000平方メートルに上ります。総面積2万平方メートルある主力店舗JUSCOのほか、ファッションショップ、インテリアショップ、銀行、レストラン、映画館をはじめ、120あまりのテナントが入居する予定です。このうち、中国本土に初めて進出する店舗が3分の1以上あり、日本本土からの商品がかなりのウェートを占めています。ただし、日本原産の品物も、ほかの外国産の商品も主力価格帯は一般向けになっているということです。
また、子連れの顧客に買い物の楽しさを味わってもらうよう、核家族に向けた「ファミリー・ショッピング」の雰囲気作りに工夫を凝らしています。たとえば、店内には日本から導入した自動車型の子ども用カートを数多く配備しており、子どもにゲーム感覚で乗ってもらうと同時に、親がその車を押しながら買い物ができるようにしています。
市内からのアクセスも市内各地(贻城上北、新村、杭州道、新港)からの無料バスが4路線設置されているほか、開業期間中は大型団地と直接連結する臨時連絡バスも数多く運行する予定です。
なお、現在、同ショッピングセンターで働く人の求人も始まっており、これにより浜海新区にとって千以上の雇用が創出されると見られています。
なお、天津市西青区に設置される2軒目のイオンモールのショッピングセンターはこの7月末に着工し、営業開始は2012年を予定しています。(翻訳・編集:Yan)
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