キーワード①「車」

　2010年北京国際モーターショーが2日閉幕しました。10日間の会期中、78万5600人が訪れ、史上最高を記録しました。主催側の報道官は閉幕式で、「世界で自動車製造業の中心は段々と中国に移っている。自動車時代を迎えるため、中国は自主革新に取り組み、自動車大国から自動車強国へと変わるために努力しなければならない」と述べました。また、来年の中国国際モーターショーは上海で行われる予定です。

　今回はCRIの番組でおなじみの丹羽さんが北京モーターショーに取材に行きました。丹羽さんのリポートはCRIのHPでみられます。今年のモーターショーで990台の自動車が出展し、89台は世界初プレミアだそうです。残念ながら、行けませんでしたが、なんか今回は、省エネのハイブリッドカーが注目の焦点になっているということです。

　今回モーターショーのテーマは「未来のエコへ」ですから、自動車メーカーにしても、消費者にしても、省エネ重視のエコ志向が強まっているようです。ちなみに、北京放送のＨＰには北京国際モーターショーのコラムが特設されていますので、車のほか、きれいなモデルさんの写真も見られますから、興味のある方はぜひアクセスしてご覧ください。

キーワード②「三連休」

　今年5月1日のメーデーに、北京市11ヵ所の市立公園には、去年より39％多い、70万人の観光客が訪れました。そのうち、地方と外国からの観光客は3割増えたと言うことです。また、いま、北京の中山公園ではチューリップ祭りが行われ、70種類、30万本のチューリップが見られます。

　実は今年のメーデー三連休に、CRIで勤務している吉野さんは景山公園の牡丹園を見にいきましたが、今年は気温が低かったため、ちょっと早かったです。つぼみが多かったです。今週末あたりは良さそうです。

　今年の春は例年よりやや寒くて遅いため、桜の開花も影響を受けて、すぐに葉桜となりました。残念ですね。でも、早めに訪れた初夏、チューリップ祭りを楽しみたいです。ちなみに、中山公園は天安門広場の北側にあり、故宮博物院のすぐ隣ですので、交通が便利ですから、ぜひ行ってみたいです。（エーリン　05／05）