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高脂血症の改善に有効な食品

2009-01-08 17:04:00     cri    

 まず、トマトです。トマトは栄養価の高い食品です。ビタミンC、E、β-カロテンが豊富と、健康と美容には欠かせない栄養素がいっぱいです。

 トマトの最も注目すべき栄養成分は、リコピンです。この栄養成分はトマトのあの赤い色素のもととなっており、抗酸化力が強く、β-カロテンの2倍、ビタミンEの1000倍です。活性酸素を強力に除去します。活性酸素は体内で過剰に発生すると、動脈を覆っている内皮細胞に傷がついて、そこに悪玉コレステロールが付着します。そして活性酸素により悪玉コレステロールが酸化して動脈硬化が進行するのです。リコピンはコレを防止します。がんや動脈硬化、老化、アレルギーの抑制に大きな効果を発揮する栄養価が高い食品です。生で食べるより、加熱調理したほうがリコピンの吸収率はあがります。美容にも効果があります。

 つづいてβ-カロテンです。体内で必要に応じてビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、免疫機能の健康維持にはたらきます。ビタミンAに変換されないβ-カロテンは、抗酸化作用があってがん予防や老化防止に役立ちます。ビタミンC、ビタミンEも豊富なほか、トマトにはビタミンPも含まれます。ビタミンPはビタミンCの酸化を抑え、毛細血管や血管壁を丈夫にするはたらきをします。

 また、トマトの栄養成分として、ほかには、余分なナトリウムを排出させるカリウム、抗酸化作用があり、老化、動脈硬化を防ぐセレンというミネラルもあります。

 その次に、ピーマンです。ピーマンにはビタミンCが豊富で、大きめのピーマンならレモン1個分に相当するビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成にはたらいて、風邪の予防や美肌効果などが期待できる栄養素です。ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強く、保存による損失が少ないのも特徴です。また、ビタミンCの吸収を助けるビタミンPも多く含まれることから、ビタミンCを摂取するには最適の野菜ともいえます。ピーマンには、抗酸化作用があってがんや老化を防ぐβ-カロテンやα-カロテンも多く含まれています。ビタミンEも豊富で、細胞を活性酸素の害から守り、がん予防や老化防止に有効です。ビタミンCとビタミンEは一緒に摂取することで相乗効果を生むので、ピーマンの抗酸化作用はトップクラスです。

 ピーマンの青臭さの成分は、ピラジンと呼ばれる栄養素で、血液をサラサラにする作用があり、血栓予防に効果を発揮し、脳梗塞や心筋梗塞の予防・改善に有効と考えられています。血圧降下にも有効な栄養成分です。

 コレステロールの吸収を抑え、血液を浄化するクロロフィル(葉緑素ともいう)も含まれるので、コレステロールが気になる人はぜひ食べて欲しい食材です。

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