会員登録

世界最大の科学普及館・広東科学センター 

2009-01-06 13:49:52     cri    

 中国南部の広東省で、このほど、世界で敷地面積がもっとも広く、機能がそろっている科学普及館・広東科学センターが落成しました。地元政府が19億元を投入して建設されたこの科学普及教育基地では、多くの先進的な科学技術の成果が展示されています。

 広東科学センターの敷地面積は45万平方メートルあり、その形はモクセイの花に似ています。このセンターは「児童天地」、「デジタル世界」、「宇宙へ」など8つの展覧館があり、400余りの科学技術項目が展示されています。そのうち、半分以上は見学者が自ら体験することが出来ます。

 これについて、広東省の宋海副省長は「広東科学センターには解説員が少なく、主に指導員がいる。見ることや触ること、自ら操作することを通じて、見学者の智恵と想像力を啓発する」として次のように語っています

 「科学センターで見学者は科学知識を勉強し、科学思想の教育を受け、科学的な方法を身につけると共に、その体験による楽しみを受けることができる」

 「児童天地」は12歳以下の子供を対象にして設計したもので、子供たちはここで生活の中の科学知識を身につけることが出来ます。

 王静ちゃんは記者に「鏡の大迷宮は非常に面白いものだ。ここで、教科書にない知識を勉強することが出来ます」と話しました。

 子供たちは鏡の大迷宮の中から出口を探しだすことを通じて、光の反射の原理をよく理解することができるようになります。

 また「児童天地」では子供たちは『住宅安全演習』や『家とコミュニティ』などの活動への参加を通じて、科学的な生活習慣や環境保護意識の養成にプラスとなります。

 科学センターには開放した実験室があり、太陽エネルギー電池やロボットの2つの実践項目があります。青少年たちは自らロボットの解体と組み立て、プログラミングの設定を通じて、ロボットの基本知識に対する理解を強めることが出来ます。

 青少年のほか、大人もここで多くの知識を勉強することが出来ます。たとえば、「宇宙へ」という展覧館では、宇宙航空分野の科学知識が展示され、衛星の打ち上げや宇宙船飛行の基本的な原理などを重点的に説明しています。

 そして、デジタル生活展示コーナーで、便利な生活、金融資産管理、通信教育、健康、娯楽、インターネット通信、インテリジェントハウスなど8つの部分に分けてデジタル家庭の応用技術が展示され、デジタル化生活の便利さと安全を感じることが出来ます。

 広東科学センターは毎年200万人以上の見学者を見込んいです。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS